ASTRHYTHM先行公開中

METHOD & EVIDENCE

方法論と根拠。
どう計算し、どう検証しているか。

ここは、Astrhythmの読み解きの土台をすべて開示するページです。ふだんの画面ではやさしい言葉だけでお伝えし、 専門的な説明はこのページにまとめています。確かめたくなったとき、いつでもここへ。

1. 星の位置は、どう計算しているか

月と惑星の位置は、天文学の標準的な軌道モデル(VSOP87・NOVAS系)にもとづく天体暦エンジンで計算しています。 占い用の簡易表ではなく、天文計算そのものです。座標は「地球から見た黄道上の位置(黄経)」、 春分点は毎年の実際の春分(トロピカル方式)を使います。

2. 検証の記録 — NASAの観測データとの照合

計算が正しいかは、NASA JPL(ジェット推進研究所)の天体暦と照合して確かめ続けています。 以下は検証プログラムの実際の出力です。

はじめての方へ — この表の見方

ずれ = 私たちの計算と、NASAの天体暦との差。小さいほど正確です。

″(秒角) = 角度の単位で、1°の3600分の1。1″は満月の見かけの大きさの約1900分の1です。

= 許容ライン(60″=1分角)よりずっと小さい、という意味。全項目が合格です。

太陽ずれ 1.5″
ずれ 5.5″
水星ずれ 6.4″
金星ずれ 5.2″
火星ずれ 3.9″
木星ずれ 7.4″
土星ずれ 20.6″

最大のずれ 20.6″(許容 60″)・平均 3.8″・不一致 0件

照合先:NASA JPL Horizons(直接接続)/ 1950〜2030年の42時点

天王星〜冥王星・ASC・MC・新月満月・春分・ボイド境界は、オフラインの回帰検証で照合(ずれ 0.34′ 以内)

照合プログラム(npm run validate:jpl)はアプリと同じ計算コードで NASA JPL Horizonsに直接つないで照合し、だれでも同じ検証を再現できます。あわせて、オフラインの回帰検証 (npm run validate)が、計算コードが変わるたびに検証済みの基準値と 全項目を照合し直しています。ハウスの区切り(プラシーダス12室)も同じ方法で照合済みです。

3. 「計算」と「解釈」は、別のもの

ここまでが「計算」=科学の層です。検証できるのはここまで。 その上の「解釈」=伝統の層(たとえば「金星は愛情に関わる」)は、 西洋占星術で何百年も受け継がれてきた標準的な読み方であって、科学的に証明された予言ではありません。 私たちは流派がちがっても共通する解釈だけを土台に選び、流派で分かれる部分は断定しません。 そして、その解釈が当たっているかどうかは、あなた自身の「きろく」——その日がどんな一日だったか——との重なり(体感一致率)で確かめられるようにしています。

4. 読み解きの前提(方法論の選択)

ハウス=プラシーダス方式

空を12の「部屋」に分ける、最も広く使われる方法。出生時刻がわかるときだけ使います。

黄道=トロピカル(回帰黄道)

毎年の実際の春分点を基準にする方式。日本や欧米の西洋占星術の標準です。

ボイドタイム=古典式

月がいまの星座を出るまでに、主要な天体ともう角度を結ばない時間帯。開始・終了の時刻は分単位で計算します。

アスペクト(角度)の許容幅

0°・60°・90°・120°・180°などの角度に「どこまで近ければ有効か」の幅を設け、正確なほど強く扱います。

時間の解像度

分単位で出すのは、空が実際につくる「出来事」(角度がぴったりになる山場・ボイドの始まりと終わり・部屋の移り変わり)のうち、速く動く天体のものだけ。ゆっくり動く木星・土星の出来事や、流れの「終わり」(上の許容幅から出る境目)は、計算の確かさに合わせて日付単位(〜ごろ)でお伝えします。表示の細かさは、計算が保証できる細かさを超えません。

5. 「重なり」の数えかた(体感一致率のしくみ)

あなたが残すのは、「今日は、どんな一日でしたか?」への生活のことばだけです(読みの文言を採点してもらうことはありません)。 重なったかどうかは、次の決まった手順で、こちらが数えます。

① その日の「色あい」を決める

選ばれたことばを4つの色あい(明るめ・揺れた・切り替え・静か)にまとめます。複数選んだ日は、よりめずらしい色あいを優先します(揺れた>切り替え>明るめ)。

② 空の流れと照らす

その日いちばん強かった空の流れと照らします。明るめの日×追い風、揺れた日×ざわつき、切り替えの日×節目。この組み合わせを「重なった」と数えます。

③ 数えない日

「特に何もない一日」は、どちらとも言えないので数に入れません。重なりの割合が不当に上がることも下がることもないための決まりです。

④ 少ないうちは出さない

くらべられる日が5日たまるまで、割合は表示しません。30日(空の月がひと回りするあいだ)たまると、日ごとの傾向がひらきます。

これは因果の証明ではなく、事実の集計です。「星のおかげ」とは書きません。 合うなら使い続ける、合わないならやめる。その判断の材料を、あなたの側に置くための数字です。

6. ことばの説明

画面に出てくることば(ボイドタイム・アセンダント・「心」「愛し方」などの場所の名前)は、ことばの説明(用語集)にまとめています。